■ダイアルアップ
・ダイヤルアップ接続について、SMEのIPネットワークにおける用途を考えると、社員が外出先や出張先から社内にRAS(Remote Access Service)経由でリモートアクセスを行う際に利用するケースがほとんどである。この場合、IPアドレスの設定にはPPP(Point to Point Protocol)が使用されることが多い。
(.com Master★★★2007公式テキスト 72p)
■常時接続
・xDSL:メタリックケーブル
・FTTx:光ファイバケーブル
・CATV:ケーブルテレビ
xDSLサービスや、FTTxサービスにおいては、IPの各種パラメータ(IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、プライマリネームサーバ)の設定にPPPoA(PPP over ATM)やPPPoE(PPP over Ethernet)が利用されることが多い。
CATVインターネットや一部のADSL]サービスではDHCP(Dynamic Host Configureation Protocol)もよく利用される。
■PPP
・LCP(Link Control Protocol:データリンク層)とNCP(Network Control Protocol:ネットワーク層)という二つのプロトコルから構成される。
・IPアドレスの設定を行うのは、NCPに含まれているIPCP(Internet Protocol Control Protocol)
・PPPの接続動作
1)Link Deadフェーズ:物理的にデータリンクが確立されていない
2)Link Establishフェーズ:LCPにより、データリンクを開設する。
3)Authenticateフェーズ:データリンクの確認を行う
・PAP(Password Authentication Protocol):平文でのやり取り
・CHAP(Challenge Handshake Authentication Protocol):暗号化してやり取り
4)Network-Layer Protocolフェーズ:NCPによりネットワーク層関連の設定を行う
5)Link Terminationフェーズ:確立中のデータリンクの解放を行う
(.com Master★★★2007公式テキスト 73p)
■DHCP
・DHCPはLAN内でホスト(クライエアントからの要求に応じでDHCPサーバからIPアドレスを提供する仕組みである)
1)クライアントは、ネットワークに接続されるとブロードキャストアドレス(255.255.255.255)に対し、送信元IPアドレスを(0.0.0.0)に設定したパケットを送出してDHCPサーバを探索する(DHCP Discover)。
2)DHCPサーバはクライアントからの要求を受け取るとクライアントに割り当てる仮のIPアドレスを決め、付随する情報も含めてクライアントにこれで良いか打診する(DHCP OFFER)。
3)クライアントは、一定時間を置いてから打診を受けたIPアドレス(複数の打診があった場合にはその1つを選択する)に関する情報をブロードキャストで送信し、DHCPサーバに対してそのIPアドレスを正式に割り当てることを要求する(DHCP Request)。
4)DHCPサーバは仮のIPアドレスを正式な元のして割り当て、それを通知する(DHCP ACK)。これによりクライアントのIPアドレスの設定が完了する。DHCPサーバが複数ある場合、クライアントがIPアドレスを選択しなかったDHCPサーバは発行した仮のIPアドレスを破棄する。
(.com Master★★★2007公式テキスト 74p)
DHCPサーバは仮のIPアドレスをに限らず、サブネットマスク、DNSサーバ、デフォルトゲートウェイ等の情報も割り当てることができる。
■固定IPアドレスによる割り当て
・ISPサービスによって、IPアドレスの付与数が異なるため、注意が必要